【レディスプレリュード2024予想】劣勢の地方勢、今年こそ一矢報いることが出来るか?

10月1日火曜日の大井競馬場ではダート1800mで行われるJpn2の牝馬限定戦「レディスプレリュード」が開催されます。

佐賀競馬場で行われる今年のJBCレディスクラシックへの優先出走権が1着馬に与えられるレースとなっており、過去の勝ち馬にはアメリカのブリーダーズカップディスタフを制し、日本調教馬では初めてとなる海外ダートG1制覇を果たしたマルシュロレーヌの名もあり、大物誕生の期待もかかる1戦といえそうです。

レディスクラシックという名でJRAとの交流レースとして開催が始まったのが2011年になりますが、それ以降いまだに地方馬の勝利がないだけに、今年は歴史が変わるのかも含め出走馬に注目したいところです。

中央馬で最有力と目されているのは、今年の川崎記念2着、帝王賞4着と、牡馬相手に互角の内容で戦ってきているグランブリッジになりそうです。とはいえ前々走には牝馬限定のエンプレス杯でも2着に敗れており相手なりという印象もあるだけに、連軸としては絶好かもしれませんが、判断が難しい1頭といえます。

スパーキングレディーカップを今年制しているアーテルアストレアは距離延長が微妙なところとなりそうで、1600mならこのメンバーでも勝ち負けが見込めそうですが、エンプレス杯でも6着に敗れており、危険な人気馬になるかもしれません。

対する地方馬では5歳馬でここまで28戦8勝となっているラブラブパイロが有力で、相手関係は大幅に強化されるものの、2歳時から強豪相手にもまれてきたキャリアでどこまでやれるのか、楽しみな1頭ですね。