今週日曜京都10レースに組まれているのは、ダート1200mで行われる3歳以上オープンの藤森ステークスです。

別定戦ながら斤量55kgから59kgと幅広いメンバー構成となっている中、トップハンデの59kgを背負うのが、母に牝馬でチャンピオンズカップを勝利したことでも印象深いサンビスタをもつロードカナロア産駒の5歳牡馬ジレトールです。

芝を使った北九州短距離S・8着以降はダートに戻して以降は崩れることなく4戦してオープンクラスを2勝する活躍ぶりを見せており、今回は北村友一騎手との初コンビで挑む予定となっています。

前走のクラスターカップはドンフランキーの4着に敗れているものの、今回は3戦2勝3着1回と相性のいい京都ダートに舞台も変わり、ハンデが重いことで人気がそこまで上がってこないようなら馬券妙味もある1頭といえそうです。

同じく京都ダートコースとの相性がいいのが、シニスターミニスター産駒の4歳牡馬ボナンザで、これまで【2-2-1-0】とジレトール同様に京都ダートコースで複勝圏内を外しておらず、全4勝を挙げている好相性の川田騎手を確保して参戦できる点も強調材料と言えるでしょう。

また57kgと、ジレトールとは2kg差で出られるのも有利ですが、昇級直後は取りこぼして徐々に慣れていくケースが目立つだけに、OPクラス昇級初戦を連勝で飾れるか注目ですね。