JBCスプリントかJBCクラシック、いずれかを選べる優先出走権が与えられるのが祝日月曜日14日に盛岡競馬場で開かれるダート1600mのJpn1・マイルチャンピオンシップ南部杯です。
1995年に中央・地方の交流重賞となって以来、リピーターの中央馬が活躍するレースとなっており、中でもブルーコンコルドは3連覇と、盛岡巧者ぶりを発揮していました。
昨年のこのレースの勝ち馬のレモンポップが今年も参戦を予定しています。今年のサウジカップは初の海外遠征もあってか12着大敗となっていますが、前走のさきたま杯では順当に勝利しており、中央馬の連覇がカギとなるレースという意味では今年も欠かせない1頭といえそうです。
東海ステークス6着からフェブラリーステークス勝利と大金星を挙げたペプチドナイルも、前走のかしわ記念3着で地方競馬への適性を見せています。休み明けになりますがレモンポップとの能力差は未知数なだけに、単勝オッズに差がつくようなら妙味はこちらかもしれません。
フェブラリーステークス4着、前走のさきたま杯4着と、強豪相手にでもきっちり追い込んでくるタガノビューティーは今回も展開次第といえそうですが、レモンポップ、ペプチドナイルが前目でハイペースの展開を作っていけば今回も台頭がありえそうです。
地方馬では前走の帝王賞で5着と存在感を見せたサヨノネイチャが参戦を予定しています。今回は距離短縮になりますが、父ダノンレジェンドを考えると好材料と言っても良さそうです。
また、南関東三冠を達成して以降は迷走が続いているミックファイアも、昨年の東京大賞典、今年のフェブラリーステークス、かしわ記念と高いレベルと対戦する中で着実に着順を上げてきており、今回はこれまで以上に強いメンバーがそろった印象もありますが、復活なるか楽しみな1頭ですね。