今週土曜東京10レースに組まれているのは、ダート2100mで行われる3歳以上3勝クラスのハンデ戦、神無月ステークスです。今回は関西から遠征で臨む上位人気が想定される2頭に注目しました。

まず1頭目は、栗東・松永幹夫厩舎の管理するハービンジャー産駒の4歳セン馬オメガタキシードで、この厩舎としては珍しいと思えるルメール騎手とのコンビで挑みます。

前走もルメール騎手騎乗で内房ステークス2着と、このクラス卒業に目処をつけてきました。舞台は東京コースへと替わり、右回りコースほどの成果は出ていませんが4戦1勝で勝利を挙げており、今度こその思いは強そうです。

続いては、栗東・角田晃一厩舎が管理するリアルスティール産駒の4歳牡馬マテンロウガイで、主戦は角田大和騎手が主戦を務めており親子鷹で挑みます。ここ2戦はこのコンビで1勝2着1回と、軌道に乗ってきた印象もあります。

東京ダートは1戦1勝で、2勝クラス卒業と同じダート2100mに舞台が替わる点は好材料と言えそうです。オメガタキシード同様、前走でこのクラス2着と結果を出しており、リーディング上位騎手の騎乗馬に人気が集まり、単勝オッズに差がつくようならマテンロウガイの単勝に妙味がありそうです。