今週土曜京都メインレースに組まれているのは、ダート1400mで行われる3歳以上オープンのオータムリーフステークスです。

芝からのダート変わりは人気が上がってこないこともあり、ヘニーヒューズ産駒の3歳牡馬ゼルトザームはそういった観点で狙い目の一頭といえます。

ダート1000mの新馬戦勝利から、続く函館2歳ステークスでは重馬場の芝コースで10番人気の低評価を覆して見事連勝を果たしました。その後は京王杯2歳Sで11着大敗を喫し、ダートに戻っては兵庫JG、全日本2歳優駿と強豪相手に競馬したものの連に絡めず、今年は年明けから再び芝コースを2戦使われましたが、今回が三度のダート挑戦となりました。

シンザン記念8着、マーガレットステークス5着と重賞勝ち馬としては物足りない内容ではありましたが、ダートが得意のヘニーヒューズ産駒で、半年以上じっくり待機してのダート復帰初戦で人気もそこまで上がってこないことが予想され巻き返しも期待できそうです。

同じくダート転進で巻き返しを図っているのがディープインパクト産駒の6歳牡馬グレイングリーンです。昨年は阪神カップ4着、今年も安土城ステークス2着と芝短距離でまだまだやれそうな戦績で、母に短距離芝重賞勝ち馬のリトルゲルダを持つ良血です。

長く芝短距離のオープンレースを走ってきましたが、心機一転ダート路線に活路を見出すべく参戦してきました。

2か月の休み明けも1勝2着1回とリフレッシュ期間としては理想的で、今年も安定して勝ち星を挙げている岩田望来騎手を確保しているのも魅力です。