今週日曜京都競馬は菊花賞がメインレースとなりますが、そのあとの最終レースに組まれているのがダート1400mで行われる3歳以上3勝クラスの桂川Sです。
ダート路線では3着以内を外さない安定感があったオーリス産駒の3歳牡馬テイエムリステットですが、前走の伊賀ステークスでは1番人気5着と、大崩れとはいかないまでも馬券圏内を初めて外してしまいました。
逃げか2番手という脚質でかつ上位人気が続いていることもあり目標になりがちな面はありますが、今回は3勝中2勝を挙げている京都ダートコースに舞台も変わり、主戦の坂井学騎手としてもこのクラス3戦目で今度こその思いは強そうです。
同じく前走で伊賀ステークスに出走し、追い込んで2着に入ったドレフォン産駒の4歳牡馬ローズスターも登録してきており、今回もテイエムリステットとは再戦となります。
休み明けから4戦してこのクラスですべて5着以内という安定感で、今回も前がかりの展開が予想されるだけに、展開も向くのではないでしょうか。
対する人気薄想定の馬の中ではスズカコーズウェイ産駒の5歳牡馬テイエムランウェイが楽しみな一頭です。
京都競馬場のダートコースでは6月のサイレンススズカカップで14番人気3着と健闘しており、先行、差しともに崩れないのが魅力です。
ここ2戦はこのクラスで3着、4着に持ってきている鮫島良太騎手が再度騎乗できるのも強調材料で、人気が上がってこないようなら穴馬で狙ってみたいところです。