【JRA菊花賞2024予想】人気落ちなら絶好の狙い目ウエストナウ

京都競馬の日曜メインは、クラシック最終戦「菊花賞」。近年は天皇賞など別路線へ進む馬も多く、今年はダービー馬のダノンデサイルこそ参戦するが、以下のメンバーは混戦ムード。

伏兵の台頭も十分にありそうな今年は手広く勝負してみたい。激闘期待の伏兵として有力視しているのは、神戸新聞杯・11着から巻き返しを狙うウエストナウだ。

春の京都新聞杯では2着に入り、ダービーへの出走権を得ていたが、平地調教再審査のためダービー出走は叶わなかった。今回の菊花賞が初めてのG1挑戦となる。前走11着という成績からは厳しい挑戦に見えるが、プラス18kgのトライアル仕上げで、外を回した馬には厳しいレース内容、タフ馬場、4コーナーでは騎手が立ち上がる不利もあるなど、全てにおいて条件が向かなかった。能力で負けたという印象はなく、不完全燃焼の内容だったと言えよう。

まだまだ幼いところが見られる馬だが、4月にデビューしまだ3戦しか経験しておらず、伸びしろは十分ある。追い切りは1週前でCW6F77.1-1F11.5の猛時計で自己ベストを更新し、最終はCW6F84.7-1F11.9と気配は良く、馬体重も17日の時点で前走から2kg減と絞れてきている。太めだった前走から叩かれてしっかりと良化してきた印象だ。

今回は4枠8番と好枠も引けており、スムーズな競馬ができる可能性も大。京都コースも2200mの京都新聞杯・2着と適性も証明済みで、デビュー2戦目らしからぬレースぶりを見せた。今回も控える競馬になりそうだが、京都との相性が良いなら、上手く脚を溜めての一発は十分に考えられる。

実績や前走の大敗で人気落ちとなる可能性は高く、ここは一発狙いでもありの1頭と見る。