【萩ステークス予想2024】近年活躍馬多数輩出の注目2歳オープン出世レース

今週土曜京都9レースに組まれている2歳オープン戦は、芝1800mで行われるリステッドレースの萩ステークスです。今年は登録6頭と少頭数での開催となりました。

過去5年の勝ち馬をみると、2019年の勝ち馬ヴェルトライゼンデは古馬になって以降も重賞で上位人気を背負う人気馬、2020年の勝ち馬シュヴァリエローズは今年の京都大賞典で8番人気と低評価ながら勝利、2021年のダノンスコーピオンは古馬になってからは苦戦が続いているもののNHKマイルカップでG1制覇、2022年の勝ち馬トップナイフはホープフルステークス、弥生賞、札幌記念で2着と勝ちきれないものの強豪相手に善戦を続けています。

昨年の勝ち馬ルシフェルは順調に使えない弱みがあるものの、3勝クラスで1番人気に支持されており、過去の傾向からは古馬になってから活躍する馬も多いため今後の飛躍が期待されています。

それぞれの年度で個性が違う馬が勝利していますが、いずれも魅力的な馬が勝利していることもあり、今年は頭数が少ないですが勝ち馬の今後には注目したいところです。

シスキン産駒のテリオスララは半兄のセラフィックコールがダイオライト記念、みやこステークスとダート路線で活躍している良血馬で、昨年のルシフェルに続いて牝馬の勝利なるか注目の一頭です。逃げて結果を出していますが、デビュー戦は控える競馬もできており、自在性も魅力です。

半姉に阪神JFで4着に入ったディーパワンサがいるアドマイヤマーズ産駒のビッキーファーストは、前走で9頭立ての未勝利戦を最後方追走からシンガリ一気で突き抜けて勝利しており、今回はさらに頭数が少なくなりペースが難しいですが、ハマれば再度の大駆けも期待できそうですね。