今週土曜東京10レースに組まれているのは、芝1800mで行われる3歳以上3勝クラスのハンデ戦、ノベンバーステークスです。今年は登録11頭と少なめの頭数での開催が予定されています。
今年から定量がハンデへと変更されたため傾向としては変わってくる面もあるかもしれませんが、芝2000mから芝1800mへ条件が変更された過去4年分のデータを参照すると、昇級初戦馬でも太刀打ちできるレースとなっており2勝を挙げています。
今年の登録馬では2頭が該当しており、まずは母に重賞勝ち馬のデアレガーロをもつロードカナロア産駒の3歳牝馬レガーロデルシエーロに注目です。1勝クラス勝利から前走の白河特別を連勝で突破しており、東京芝コースはこれまで2戦して1勝、3着1回と複勝圏内を外しておらず、3連勝が掛かる今回も有力視したい一頭です。
続いては対照的に2勝クラス突破に12戦と時間の掛かったダノンバラード産駒の4歳牡馬グラニットです。前走の白井特別で逃げ切ってようやく2勝目を挙げましたが、朝日杯FSや皐月賞にも駒を進めた素質馬が念願の本格化となれば、再度の逃げ切りにも期待が掛かります。
世代別でみると5歳馬が0勝で不振のためレガーロデルシエーロ、グラニットとしては併せて追い風となるデータである一方、該当馬が人気を背負うようであれば注意しておきたいところですね。