今週日曜京都10レースに組まれているのは、芝1200mで行われる3歳以上3勝クラスの別定戦、醍醐ステークスです。
今年は10頭と少頭数での開催が予定されていますが、母系が優秀な3頭に今後も含めて注目していきたいと思います。
まずモーリス産駒の4歳牡馬クファシルは母にグルヴェイグ、祖母にエアグルーヴをもつ血統で、1勝クラスはもたついていましたが、昨年秋から7か月の休養を経て馬が一変したかのように、復帰後3戦で2勝2着1回と成長を遂げました。
今回は北村友一騎手に乗り替わりとなっていますが、ここ3戦で全て異なる騎手が騎乗しており、テン乗りも問題ないと思われます。
続いてマクフィ産駒の5歳牝馬ピンクマクフィーは、母にジュンドルボンを持つ血統で、3勝クラスは2着1回、3着1回があるものの二桁着順大敗もあるなど安定感がないのが欠点ですが、実績は上位といえそうです。
母ジュンドルボンも古馬になって良さが出てきただけに、母同様これからさらに力をつけていく可能性もあり、魅力ある一頭です。
ロードカナロア産駒の5歳牝馬アドマイヤラヴィは母にアドマイヤミヤビを持つ血統ですが、このクラスでは6戦して未だ3着以内がなく、前2頭と比べると苦戦が続いています。
3勝クラスでは1番人気支持が3回と、高い期待を受けてきた馬だけに、人気が落ちてきた今回は叩き2戦目での前進に期待して穴馬で狙ってみたい一頭ですね。