11月4日月曜日の佐賀競馬10レースに組まれているのはダート1400mで行われる「JBCスプリント」です。
今年注目したいのは、ドバイゴールデンシャヒーンにも参戦し5着とハイレベルなメンバー相手に健闘した昨年の覇者イグナイターです。
春のさきたま杯ではレモンポップに2馬身差をつけられての2着だったものの、4コーナー2番手の積極的な競馬で見せ場たっぷりの内容でした。秋の復帰初戦となった東京盃では1番人気6着と期待を裏切った点と、目の外傷があり乗り出しが少し遅くなった点は懸念材料といえますが、レモンポップ不在の今回のメンバーなら連覇も可能と思われ、JRA勢に単勝オッズが集中するようなら馬券妙味もありそうです。
前走でイグナイターを破り北海道スプリントから地方交流重賞連勝となっているチカッパは、今年のジャパンダートクラシックを制したフォーエバーヤングと同じリアルスティール産駒で、ダートの大きな舞台でも期待がかかります。
同じく東京盃に出走し3着だったシャマルは、さきたま杯に続く3着で惜しい内容が続いており、かしわ記念以来の勝利を目指します。脚質を考えると小回りコースは厳しいと思われるタガノビューティーもハマれば怖い一頭で、秋初戦の南部杯は追い込み不発で6着となっていますが、叩き2戦目での良化も見込め、人気薄なら穴馬で期待したい一頭ですね。
イグナイターの連覇に期待しつつ、相手もタガノビューティーあたりまでの人気薄を含めて勝負したいと思います。