例年持ち回りで開催場が入れ替わるJBCが今年は祝日4日に佐賀競馬で開かれますが、創設から2025年まで門別競馬場で固定開催されているのがダート1800mで行われるJpn3のJBC2歳優駿です。

今年で5回目とまだ歴史の浅いレースですが、昨年はフォーエバーヤングがこのレースを制し、全日本2歳優駿、ジャパンダートクラシックを制覇し、世界を股にかけて活躍中です。今年も名馬誕生なるか、楽しみなレースといえそうです。

JRA所属馬と北海道がともに10連対と、2歳戦ということもあり実力伯仲。臨戦過程もばらばらで実力差がわかりにくい点もあり予想が難しいレースといえます。

着順をみると前走1着馬が4勝しており、勢いは大事なレースといえますが、2歳馬のこの時期の重賞ということで、出走馬の大半が該当となっています。

人気別でみると2番人気馬が未勝利と苦戦しているため、人気を分け合いそうなタガノマカシヤ、ダノンフェルゼン、リコースパロー、ローランドバローズあたりの単勝オッズはレース当日まで慎重に見極める必要がありそうです。

道営馬を見ると、前走2着でデータ的に勢いのない点がマイナス材料となるルヴァンスレーヴ産駒のソルジャーフィルドは、リコースパローにここ2戦敗れての2着続きですが、6戦して連を外していない安定感があり、人気薄なら狙ってみたい1頭ですね。