今週土曜京都10レースに組まれているのは、ダート1200mで行われる3歳以上オープンハンデ戦の室町ステークスです。
今年の東京スプリント2着、クラスターカップ2着と重賞で連対実績があるフリオーソ産駒の5歳牡馬クロジシジョーは武蔵野ステークスとのダブル登録ですが、出走してくれば力量は一枚上と思われ、注目したいところです。
過去5年のデータをみると、2021年、2022年は阪神競馬場開催だったため割引は必要となりますが、前走がJRAのダート重賞の馬が2勝2着1回と好戦績を残しています。
今年の出走予定馬ではショーケーシング産駒の4歳牡馬ペースセッティングのみですが、クリスチャン・デムーロ騎手を確保しており勝負気配も漂います。
また昇級初戦馬に勢いがあり、こちらも2勝を挙げています。前走で今回と同じダート1200mで勝ち上がっている馬が有力で、今年は2勝クラス、3勝クラスと連勝しているドゥラメンテ産駒の4歳牡馬ヒビキ、ここ5戦すべて3着以内と安定感のあるロードカナロア産駒の5歳牝馬ステラフィオーレ、そしてジョーカプチーノ産駒の5歳セン馬エティエンヌが、いずれも上位人気想定ですが狙い目といえそうです。
性別でみると牡馬3勝、牝馬2勝で差はなく、世代別では6歳馬が未勝利ですが大きな偏りもないため、性別、馬齢での有利、不利はそこまでないレースといえそうです。