今週日曜東京10レースに組まれているのは、芝1800mで行われる3歳以上3勝クラスの牝馬限定戦、ユートピアステークスです。

2019年は芝1600mで条件が異なるため2020年から4年間のデータをみると、上がり3ハロンが前走で3位以内と速い脚が使える馬が全4勝を挙げており、末脚勝負になりやすいレースと言えそうです。

また昇級初戦馬か、前走同クラス5着以内から参戦してきた馬が連続で好走しており、安定感、勢いが大事なレースとなっています。

今年の出走予定馬では母にコスモプラチナをもつ4歳馬のリオンディーズ産駒ウインエーデルは前走このクラス7着、前走は格上挑戦で新潟牝馬ステークスに挑み12着大敗を喫しているハーツクライ産駒の4歳馬メインクーン、このクラス4着の実績はあるもののここ2戦で11着、9着と苦戦が続いているゴールドシップ産駒の5歳馬カヨウネンカにとっては厳しい競馬となりそうです。

上位人気馬をみると、1番人気馬が過去4年で全て馬券圏内、3番人気馬は2勝3着1回と安定感があるものの、2番人気馬には鬼門となっており4戦いずれも着外となっています。

馬齢別では4歳馬が優勢となっていますが、3歳馬、5歳馬も各1勝を挙げており、6歳以上の馬は苦戦が続いていることから、狙いは5歳馬までに絞ったほうがいいかもしれません。