今週21日木曜日に園田競馬場ではJpn2「兵庫ジュニアグランプリ」が開催されます。
12月に行われる全日本2歳優駿のステップレースとしても位置づけられており、2015年の勝ち馬サウンドスカイがこのレースからの連勝で2歳チャンピオンとなっています。
過去10年で地方馬の勝利は2014年のジャジャウマナラシ、2016年のローズジュレップのみとなっていますが、今年は8年ぶりの地方馬の勝利なるか注目です。
中央馬では昇級2戦目のなでしこ賞で好位から力強く抜け出しオープン入りを果たしたコスモストームが有力視されています。
地方のダートは初めてとなりますが、祖母にJpn3のスパーキングレディーカップを制したスティールパスがいる血統構成からも対応できそうで重賞制覇の期待がかかります。
その他にはマイルへの延長でも期待ができそうなコパノヴィンセントは、デビュー2戦目のプラタナス賞で2着に粘りこんでおり、昇級戦のヤマボウシ賞ではコスモストームに先着を果たしているハッピーマンも十分勝ち負けが狙えそうです。
地方馬では、門別の短距離重賞戦線で善戦が続いているベラジオドリームが、ローズジュレップに続いて北海道からの参戦で久々の勝利なるか注目です。
地元の兵庫勢では、兵庫ジュベナイルカップを制したラピドフィオーレが、5戦3勝のキャリアでどこまでやれるのか、前走のネクストスター園田では逃げを選択していますが今回はどの位置取りで競馬するのか、まくる競馬もできるだけに展開の鍵を握りそうな一頭にもなりそうです。