今週土曜京都10レースに組まれているのは、芝2200mで行われる3歳以上2勝クラスのコントレイルメモリアルです。中央競馬の発展に多大な貢献があったとして、コントレイルが顕彰馬に選定されたことを記念して行われる競走となっています。
無敗での三冠制覇、かつ父ディープインパクトに続いての史上初となる親子での無敗クラシック三冠馬として、記憶にも記録にも残る一頭で、その他にはデビューから引退までの3年間全てでJRA賞を受賞しているのも特筆すべき点でしょう。
今回はコントレイルにゆかりのある馬2頭に注目していきたいと思います。
まず1頭目が、断然の1番人気想定となっているリアルスティール産駒の4歳牝馬マンデヴィラです。兄にG1馬のワールドプレミアがいる血統で、コントレイルの主戦を務めた福永祐一調教師が管理しています。
これまで10戦して4着以下は2回しかない堅実派で、このクラスでも4戦して2着1回、3着3回と勝ち味に遅いものの、今回のメンバーではクラス実績が抜けており、今回もクリスチャン・デムーロ騎手を確保していることからも、単勝オッズも集中しそうです。
そしてコントレイルの父であるディープインパクト産駒の6歳牡馬サトノスカイターフもコントレイルと関連の深い一頭といえるでしょう。
ここ2戦で2桁着順が続いているものの、京都芝コースは2戦して2着2回と相性のいい舞台で、先日行われたマイルチャンピオンシップを制した団野騎手が今回騎乗予定ということもあり、鞍上の勢いにも期待したい一頭です。