今週日曜京都10レースに組まれているのは、芝1600mで行われる3歳以上3勝クラスの清水ステークスです。
2020年から2022年までは開催がなく、昨年もハンデ戦での開催だったためデータ的には割引が必要になりますが、2018年以降の3開催では前走で逃げ・先行していた馬が3勝しており、基本的には前が有利なレースとなっています。
昇級初戦の馬は、前走で0.1秒差以上をつけている馬が2勝していますが、今年はキタサンブラック産駒の4歳牝馬オードリーバローズ、リアルインパクト産駒の3歳牡馬ナムラアトムは、いずれもハナ差、クビ差での勝利となっており、厳しい競馬となるかもしれません。
現級の馬にとってはレース間隔に注目で、中6週以内で挑んだ馬は2着が最高となっており、前走でこのクラス2着に入っているバゴ産駒の4歳牡馬スズカダブルは中4週、このクラスで2着、3着、3着と善戦が続いているミッキーアイル産駒の4歳牝馬サクセスアイは中4週、前走でこのクラス1番人気5着に敗れているイスラボニータ産駒の4歳牝馬ビヨンドザヴァレーは中6週、前走このクラス3着に入っているロードカナロア産駒の6歳牡馬リッケンバッカーは中3週と、クラス実績のある人気を被りそうな馬たちが短い間隔での参戦となっているのは懸念点で、穴馬の台頭には警戒しておきたいところです。
反対に余裕を持ったローテションで臨んできた馬からは、京都芝コースで勝ち鞍があるエイシンヒカリ産駒の4歳牡馬ウインスノーライト、キンシャサノキセキ産駒の7歳セン馬チュウワノキセキが、前走で掲示板を外しているものの、過去にはこのクラスで掲示板に入ったこともあり、休養明けでリフレッシュ効果も期待して穴馬で狙ってみたいですね。