土曜中山10レースに組まれているのは、ダート1200mで行われる3歳以上3勝クラスのハンデ戦、アクアラインステークスです。
過去5年のデータでは差し馬が3勝、先行馬が2勝と、脚質では大きな差はありませんが、前走掲示板を外した先行馬の巻き返しが期待できるレースとなっています。
今年の出走予定馬では、ここ2戦上位人気支持だったものの二桁着順が続いているシャックルフォード産駒の4歳牝馬エコロアイ、4番人気で迎えた昇級初戦の前走で14着大敗を喫したレッドファルクス産駒の3歳牝馬トーアアイギスには注目しておきたいところです。
世代別では3歳馬が2勝、2着1回と相性がいいことから、どちらにも該当するトーアアイギスは特に注目で、中山ダートコースでの勝ち星はまだないものの、1勝クラス、2勝クラスと連勝してきた素質馬ということもあり、人気が落ちるようなら馬券妙味もある一頭といえそうです。
人気を見ると1番、2番人気馬がともに複勝率60%と悪くないながら、6番人気以下から勝ち馬2頭を含めて7頭が馬券圏内に食い込むなどハンデ戦らしい荒れ模様を見せており、馬券は手広く買うのが良さそうなレースです。