今週土曜京都メインレースに組まれているのは、芝1600mで行われる3歳以上オープンのリステッドレース、リゲルステークスです。
昨年の勝ち馬マテンロウスカイはこのレースを勝利後、翌年の東京新聞杯5着から中山記念を制しており、中山巧者ぶりを発揮しました。
毎年のように重賞レベルの馬を輩出しているレースではありませんが、今年もマテンロウスカイに続く馬が出てこれるのか注目したいところです。
過去5年のデータでは全て阪神競馬場での開催だったため傾向はがらっと変わる可能性はありますが、前走で重賞を使っていた馬が思ったほどの活躍を見せておらず1勝2着1回となっています。
今年の出走予定馬では今年のNHKマイルカップ、日本ダービーにも参戦していたブリックスアンドモルタル産駒の3歳牡馬ゴンバデカーブースが、阪神ジュヴェナイルフィリーズにメイデイレディで参戦のため来日中のデットーリ騎手を確保しており注目となっていますが、データ的には前走富士ステークス10着と古馬相手に大敗を喫していることからも、危ない人気馬となる可能性はあります。
シルバーステート産駒の4歳牡馬セッションは夏競馬のキーンランドカップ14着からの休養明け初戦で、ジャパンカップをシンエンペラーで2着、先日のチャンピオンズカップではレモンポップで有終の美を飾り、勢いに乗っている坂井騎手が騎乗しますがデータ的には厳しいところです。
世代別で狙い目となっているのが2勝を挙げている6歳馬と3勝を挙げている4歳馬となっており、前走で重賞を使っていない6歳、4歳馬は積極的に狙ってみたいレースといえそうです。