【新潟ジャンプS予想2018】コンコード、オジュウチョウサンに次ぐパートナーとなるか

オジュウチョウサンが有馬記念を本気で狙うことになった今年、一番危機感を覚えているのが障害で主戦を務めていた石神騎手ではないでしょうか。前人未到の記録をまだまだ伸ばせる可能性が大きい逸材だけに、お手馬の平地での活躍を祈る心境は複雑なものであろうことは察せますし、自身の成績にも大きな穴が空いてしまったのは確かなところ。次なる心強いパートナーとの出会いは誰よりも望んでいるところでしょう。

今週の新潟ジャンプステークスではそんな可能性が見据えられる競走馬、コンコードが出走します。今回は4ヶ月前後の休み明けとなりますが、今年に入りオープンを追い込み、先行と自在性を見せつつ2勝しており、まだ6歳ということで伸び代も期待出来る一頭です。新潟の障害コースはこれまで2戦して【0-1-0-1】とまずまずといった戦績でチャンスは十分あります。

ただ、新潟コース2戦2勝で一昨年の覇者でもあるタイセイドリームや、マイネルクロップ、シンギングダンサーといった実績馬の参戦もあるため夏のG3としてはメンバーの揃った印象もありますが、ここで勝ち負け出来るようならば中山大障害参戦の芽も出てきます。

過去5年のデータで見ると2015年のティリアンパープルが8番人気で勝利したのが波乱と言った程度で、少なくとも上位3番人気馬のいずれかは馬券に絡んでくる手堅いレースとなっていますので、穴馬を加えたい場合は慎重に選びたいですね。