今週土曜中京10レースに組まれているのは、芝2000mで行われる3歳以上2勝クラスの名古屋日刊スポーツ杯です。
過去5年のデータでは、1番人気から3番人気の馬が7連対を果たしており、人気サイドの信頼度はある程度高いですが、勝ち馬をみると2021年には12番人気のオーロラフラッシュ、昨年は7番人気のパールデュヴァンが勝利するなど、穴馬の台頭にも警戒が必要なレースと言えそうです。
馬齢別では3歳馬が強いレースとなっており、反対に4歳馬は2着までが最高着順となっています。6歳馬、7歳以上の馬はこれまで3着以内がなく、今年の出走予定馬ではキングカメハメハ産駒の6歳牡馬エルディアブロ、ハーツクライ産駒の6歳セン馬レゾンドゥスリールには厳しいレースと言えそうです。
また、今年はデータに適合する3歳牡馬が4頭出走を予定していますが、全頭が上位人気想定となっており、それぞれの中京芝での成績を見るとキタサンブラック産駒のインテグレイトは2戦してともに着外、ルーラーシップ産駒のナイトスラッガーは1戦1勝、そしてファインニードル産駒のハイディージェンとゴールドシップ産駒のマイネルオーシャンはともに初参戦ということで、実績的に不発続きのインテグレイトはやや分が悪い状況かもしれません。