【小倉2歳S予想2018】データの後押し十分、乗り替わりが功を奏すか、ルチアーナミノル

一昨年の勝ち馬レーヌミノルが桜花賞を勝利したものの、距離・コースともにクラシック直結とは言い難い舞台で行われる小倉2歳ステークス。同じ週に札幌2歳ステークスが組まれていることから、スプリント色の強い馬が集まる傾向のあるレースとなっています。

また、過去10年の傾向を見ると前走1番人気の馬が強いことが見て取れます。2014年には15番人気のオーミアリスが勝利し、大荒れとなった年こそあるものの、連対馬には必ず前走1番人気馬が絡んできています。

今年の登録馬16頭中では、前走同条件のOPフェニックス賞を勝利したシングルアップ、重馬場を逃げ切って未勝利脱出を果たしたセブタリアン、今年の新種牡馬として幸先良いスタートを切ったジャスタウェイの産駒初の重賞制覇が期待されるタムロドリーム、キングカメハメハの後継種牡馬として早くも地位を確立しつつあるロードカナロア産駒のミヤジシルフィード、そしてレーヌミノルと同じ冠・同じ厩舎からルチアーナミノルと、合計5頭が該当します。

2歳重賞ということで、前走1番人気での出走馬自体の分母も多いですが、率で見てもやはり期待馬には逆らえない数字となっています。

また、ご当地ということもあり小倉での戦績に定評のある浜中騎手ですが、このレースでの活躍も過去10年で5回連対、率にして50%と目立つものとなっています。今年の騎乗予定はルチアーナミノルということで、先程の条件にも該当します。

デビューから2戦手綱をとった武豊騎手はファンタジストへ騎乗するため、ルチアーナミノルは乗り替わりとなりましたが、この選択がどう出るかも注目のポイントです。