19日木曜日に名古屋競馬場で開催されるのが、ダート2000mで行われるハンデJpn3の名古屋大賞典です。
これまでは3月に開催されていたレースですが、開催時期が今年から12月となっており、それに伴い出走条件が3歳以上、距離もこれまでの1900mから2000m、さらにハンデ戦に変更と、大幅リニューアルされました。
今年の登録馬の注目は、チャンピオンズカップを補欠で出られなかったジャスタウェイ産駒の4歳牡馬ヤマニンウルスです。
ハンデ58.5kgは出走馬中でも重い部類に入るものの、馬格がある馬のため斤量自体は問題なさそうですが、他が軽いだけに主戦の武豊騎手騎乗で断然の1番人気となりそうな今回は、これまでより難しいレースが強いられるように思えます。
実績から最重量の60kgを背負うことになるハーツクライ産駒の5歳牡馬ノットゥルノは武豊騎手がヤマニンウルス騎乗のため、鮫島克駿騎手で今回挑む予定となっています。
最軽量52kgでの参戦馬が多く、8kgとかなりハンデに差がついただけに、単勝で人気が上がってこないようなら馬券妙味もありそうです。
クリスチャン・デムーロ騎手騎乗予定ということで上位人気想定になっているのが、レガーロ産駒の4歳牡馬アウトレンジで、ヤマニンウルスと同じ58.5kgを背負いますが、今年に入りメキメキと力をつけてきており、素質開花の気配が伺えます。
その他には57kgと3歳馬にしては重いハンデとなった戸崎騎手騎乗予定のドレフォン産駒ミッキーファイトも登録しており中央馬のレベルが全体的に高いですが、穴なら高知に所属するコパノリッキー産駒の3歳牡馬シンメデージー、愛知に所属するイスラボニータ産駒の3歳牡馬ラジカルバローズで、ともに豊富なキャリアもあり、ハンデ戦だけに面白い1戦となりそうですね。