【小倉2歳ステークス2018予想】前走が唯一ダートだったエイシンノホシ、初芝でも問題なし!

夏の小倉開催の締めくくりとなる小倉2歳ステークスが行われます。一昔前は、小倉2歳ステークスからクラシック戦線で活躍するような馬が出てくることは少なく、クラシック戦線とは縁のない、古馬になってからの活躍も少ない馬が多い印象が個人的にはありました。

しかし最近では、2016年の勝ち馬レーヌミノルは桜花賞馬となり、2013年の2着馬ベルカントは5歳の夏にサマースプリントシリーズのチャンピオンになるなど、古馬となっても活躍できる素質のある馬が出走するようになってきた印象があります。

今年も新種牡馬ジャスタウェイ産駒や、昨年の新種牡馬ロードカナロア、ルーラーシップ産駒といった新種牡馬産駒も多数出走し、さらにクラシックや古馬になってからも活躍できそうな素質馬が出走してきました。

その中で私が注目しているのは、タイキシャトル産駒のエイシンノホシです。

タイキシャトル産駒と言えば、短距離での活躍馬が多く、小倉競馬場での活躍馬も少なくありません。エイシンノホシは出走馬の中で唯一新馬戦がダート戦ですが、まずはやはり初芝という点が問題になるでしょう。

しかし、父のタイキシャトルは芝とダートのどちらでも実績がありますし、母のエーシンスピカも現役時代は芝を走っておりますし、芝適性はあってもおかしくありません。さらに、新馬戦のレースを見てみると、ほぼ並走の1,2番手から馬力のありそうな馬体で大跳びの走りで伸びての勝利でした。大跳びという点からも芝でも走れそうですし、短距離で力を発揮しそうな馬力のありそうな馬格は今回の舞台でも生きてくるくるのではないでしょうか。

そうなると2走目の上澄みも見込めますし、開催最終日ということで多少力の要る馬場にもなるでしょうから、むしろちょうどいい馬場になるかもしれません。調教も坂路で上り1ハロンを12秒前半を出しています。小倉2歳ステークスの優勝候補の1頭であるロードカナロア産駒のファンタジストも、11秒台の坂路時計をマークしており注目されているのですが、エイシンノホシもその坂路調教に匹敵する調教を見せてくれております。

ということで、初芝が初重賞とはなりますが、芝の問題なく芝をこなして重賞制覇を果たしてくれる可能性は十分あると感じます。ここでの勝利を機に、クラシックや古馬になっても活躍してくれることを期待して、小倉2歳ステークスはエイシンノホシに注目したいと思います。