【兵庫ゴールドトロフィー2024予想】地方馬鬼門、中央馬にとっては登竜門か

12月25日水曜日に園田競馬場では、右回り1400mで行われる3歳以上のハンデJpn3「兵庫ゴールドトロフィー」が開催されます。

兵庫で行われるグレード競走の中で唯一地方馬の勝利がないレースとなっていますが、中央馬にとっては登竜門的存在となっており、ここから飛躍するケースが多く見られます。2013年のドリームバレンチノ、2016年のニシケンモノノフ、2017年のグレイスフルリープはこのレース勝利後に、翌年のJBCスプリントでも勝利を挙げており、今年の勝ち馬の来年の飛躍も期待できるレースとなっています。

JRAからは昨年に続く連覇を狙うサンライズホークが出走予定となっていますが、ハンデ59kgをどう判断するかがカギとなりそうです。

また地方交流重賞の常連ともいえる8歳馬のヘリオスは坂井騎手との新コンビで挑む予定となっています。ここ2戦は大敗続きですが、58.5kgでサンライズホークより軽い設定となっており、JpnⅢで人気薄なら見直せるだけに狙ってみたいところです。

ハンデ60kgと厳しい斤量となっているのが、2年前のこのレース勝ち馬のラプタスで、大敗が最近多い馬ですが、乗りなれている幸騎手が久々騎乗ということで、コースとの相性でどこまでやれるのか注目の1頭です。

勝ち星に恵まれない地方馬ですが、2020年には川崎所属のベストマッチョが2着に入っており、地方馬でも人気薄なら馬券に絡めていくのも面白いかもしれません。