ストロングリターンと言えば現役時代には東京巧者として知られた2012年の安田記念勝ち馬です。種牡馬入り後、産駒の数はあまり多くはありませんが、古馬になってからよくなってきたという点から、今後の成長力に期待をかけたいところです。
現段階での代表産駒と言えばシンザン記念ではアーモンドアイの2着、桜花賞へも駒を進めたツヅミモンかと思いますが、今年の2歳馬の中に、連続で好時計を叩き出し、調教では3着馬にも先着するなど期待を受けているユメノハジマリが、今週の日曜中山4レースのダート1200mでデビューします。
母カカアデンカの半兄にはクリスマスローズS勝ち馬で、ファルコンSでも2着に食い込んだレオンビスティーがいるようにスプリント色の強い血統背景となっています。母の父ステイゴールドというのも父と共に今後の成長力に期待をかけたくなる一頭。
デビュー戦から夢の始まりは見られるのか、良い結果に繋がれば実況も絡めやすい良い名前をつけてもらえているだけに、諸々注目して観戦したいです。