【カンナS予想2018】タムロドリーム、重賞経験がここで生きるか

夏競馬から新馬戦がはじまり、秋になると勝ち抜いた馬たちによる2回線とも言える500万下、オープンの充実してくるのも醍醐味の一つです。今週は日曜中山8レースにて芝1200mの2歳オープン・カンナステークスが開催されます。過去5年の勝ち馬を見ても、スプリントから1400mの適性が強い馬たちが勝利しているように、朝日杯や阪神JFは距離が長いもののレベル的には引けを取るものでもないメンバーが例年揃っている印象があります。

今年はフルゲート16頭に対して9頭と少頭数での開催になりましたが、ジャスタウェイ産駒のタムロドリームに注目していきます。

前走の小倉2歳ステークスでは好スタートを切り4番手追走となりましたが、最後は12着の大敗を喫してしまい、着順だけを見るとオープンでも苦戦しそうなイメージがありますが、デビュー戦が逃げ切り勝ちだったため、初めて馬群に揉まれる形となった前走だけで見限るのは早いのではないかと考えています。

また、ここ3年の勝ち馬はいずれも前走でオープンか重賞のいずれかを使ってきており、今年の該当馬はタムロドリームのみというデータの後押しもあります。

デビュー戦は幸騎手、前走では川須騎手が騎乗してきましたが、今回は初の関東遠征ということで戸崎騎手が起用されています。1番人気は前走の勝ちっぷりからホウオウカトリーヌ、もしくはモレイラ騎手騎乗のディアンドルになりそうなため、単勝のみならず複勝でも妙味あるかもしれません。