G1レースと未勝利戦では断然G1レースの方が売り上げが高いのは競馬素人でもわかる事。そして、競馬ファンはG1戦での万馬券的中に酔いしれる。それはそれで大いに結構な事。未勝利戦で馬券を購入するコアな競馬ファンからしてみれば、G1戦は年に22回しかない。一方未勝利戦は1日4レースもある。1日で4レース。しかも各競馬場で4レースなので、東京と京都が開催の時は、8レースもある。これにローカル開催があれば12レース。1日で12レースである。
要するに、未勝利戦と言うのは、コアな競馬ファンからしてみればドル箱なのである。こんなにもチャンスがある。G1は年22回。未勝利戦は毎週たくさん行われる。未勝利戦は波乱要素が多いのは、少し競馬を覚えればわかる。波乱要素が多いと言う事は当然の事ながら高配当のレースも多くなると言う事。
G1戦だろうが、未勝利戦だろうが、馬連200倍の配当で払戻金は変わらない。G1戦だと200倍が250倍になるなんて事はない。何故、G1の万馬券的中にこだわる人が多いのかと言うと理由は至ってシンプルなのである。自慢がしやすい。たったこれだけである。確かにG1の万馬券的中自慢は鼻が高い。何故か?競馬ファンなら昨日の菊花賞の万馬券取った。これで話は通じるからだ。未勝利戦の場合は、昨日の東京2レースの万馬券を取ったと言っても、どんなレースだが知らない事が多い。要は自慢がしやすいG1戦の方が圧倒的に的中自慢しやすいのである。
馬券上手な玄人な不安は、未勝利戦をこよなく愛す。未勝利戦の200倍も他のレースの200倍も何ら変わらない。1日にこれだけ多くのチャンスがある未勝利戦なら、穴の電波を張り巡らせれば万馬券を取る事はそんなに難しい事ではない。それがG1になると1年間で22回に限られてしまう。なかなかそうなるとチャンスは限られてくる。
G1戦と未勝利戦の違いは賭けるお金のレートが違うだけ。本気で未勝利を狙っているコアなファンはG1以上にレートが高い事もある。これを機に皆さんも積極的に午前中のレースに参戦してみてはどうだろうか?価値観が大きく変わるの間違いない。