今週日曜中京10レースに組まれているのは、芝1600mで行われる4歳以上3勝クラスのハンデ戦の新春ステークスです。

今年は母系のよい馬が上位人気想定となっており、今後の飛躍も含め期待して注目していきたいと思います。

ロードカナロア産駒の4歳牡馬ワールズエンドは祖母にシンハリーズを持ち、オーナーのキャロットファームゆかりの血統背景の持ち主です。

母リラヴァティも重賞勝ち馬で、ここまで5戦して3勝・2着1回と安定感ある走りを見せています。デビュー2戦目で臨んだ昨年のアーリントンカップでは6番人気ながら馬群を割る競馬で4着に健闘しました。

今回は57kgと明け4歳にしてはやや見込まれたハンデとなっていますが、騎乗する北村友一騎手の手綱さばきにも注目です。

もう一頭が、同じく母に重賞勝ち馬ミスエルテをもつリアルスティール産駒の4歳牝馬ミエスペランサです。これまで4戦して3勝・2着1回と連を外しておらず、重賞キャリアこそないもののワールドエンドにひけをとらない素質の持ち主といえます。

前走の2勝クラスは短期免許来日中のクリスチャン・デムーロ騎手騎乗で勝利しましたが、その前3戦でコンビを組んだ主戦の西村騎手に手綱を戻す今回、、中京競馬場は初参戦の芝は初参戦となりますが、前走は東京左回りで結果を残しており、ワールズエンド同様、将来性も含めて注目の一戦ですね。