【フェアリーステークス2025予想】中央競馬の春へ向けた戦い!実績上位のジャルディニエに注目

中山競馬の日曜メインは、3歳牝馬限定のG3「フェアリーステークス」が開催される。春の桜花賞やNHKマイルカップといったマイルG1を目指す若き牝馬たちが集い、毎年激戦が繰り広げられる注目の一戦だ。

昨年は過去10年間で初めてフルゲートを割り込む14頭立てだったが、今年はフルゲートの16頭が揃った。混戦模様で予想も難しく、ハイレベルなレースが期待される。

そんな中、注目したいのはアドマイヤマーズ産駒のジャルディニエだ。ジャルディニエは前走の「阪神ジュベナイルフィリーズ」で10着に敗れたが、今回のフェアリーステークスでは他馬を大きくリードする実績を持つ。出走馬16頭のうち、1勝馬が13頭、2勝馬のジャルディニエは実績面で上位の存在となる。前走の結果や、他にも魅力的な良血馬の存在から一見目立たないが、能力面では一枚も二枚も上だと言えよう。

さらに、中山競馬場の1600mを経験した馬は16頭中4頭いるが、その中でも1勝クラスを勝ち上がっているのはジャルディニエだけだ。また、重賞出走経験がある馬も5頭いるが、その中でも実績面で頭ひとつ抜けている。

前走の阪神ジュベナイルフィリーズでは10着と二桁着順だったが、出走馬には2勝馬が11頭、さらに1勝馬でも重賞2着の実績を持つ馬が3頭いた。レースレベルの高さを考えれば、ジャルディニエの能力が評価される余地は十分にある。

ここで結果を残せなければ桜花賞への道は厳しくなる。だが、ジャルディニエは能力と実績の両面で期待に応える走りを見せてくれるはずだ。ということで今年のフェアリーステークスでは、ジャルディニエが健闘し、桜花賞への第一歩を確実にする姿を楽しみにしたい。