オールカマーでのレイデオロの復活と、グランアレグリアがサウジアラビアRCを制し2歳牝馬最有力候補に目されるなど勢いに乗っている藤沢厩舎ですが、父キングカメハメハ、母ハッピーパスの2歳牡馬ヴァランディが入厩し、今月28日の東京デビューを目標としていることが報じられました。
全兄コディーノは札幌2歳Sと東京スポーツ杯2歳Sを制し、全姉チェッキーノもフローラSを勝利する好成績を残しており、若いうちから期待のできる血統で、母ハッピーパスの産駒全てを受け持つ藤沢厩舎としては、そろそろビッグタイトルのほしいところでしょう。
一方で、コディーノ・チェッキーノと比べると完成途上の感はあるものの、この血統らしくスピードがあるというコメントもあったため、完成が遅い分先々まで楽しめる1頭となるかもしれません。鞍上はまだ定まっていませんが、厩舎主戦のルメール騎手でいくのか、はたまた日本人騎手でいくのか、デビュー戦を楽しみに待ちたいです。