今週土曜中山10レースに組まれているのは、ダート1800mで行われる4歳以上3勝クラスのハンデ戦のアレキサンドライトステークスです。

過去5年のデータをみると、逃げ馬が3勝、先行馬が1勝と前有利の傾向が強く、前走4コーナーでどの位置取りで競馬していたかが重要なレースといえそうです。

今年の出走予定馬ではバンドワゴン産駒の5歳牡馬バンドマスターは、今回は横山武史騎手に乗り替わりとなりますが、前走で昇級初戦ながら3着と健闘しており、先行力もある上位人気想定馬ということで馬券検討からは欠かせない一頭といえそうです。

反対に、人気を分け合う可能性があるサトノクラウン産駒の5歳牡馬ビップスコーピオンは差し、追い込み馬で中山ダートコースは未勝利ということもあり、今年も好調な戸崎騎手が再度騎乗するのは魅力ですが、危険な人気馬となるかもしれません。

人気別でみると上位人気馬の中では3番人気馬が苦戦しており、過去5年は未勝利です。

世代別では4歳馬が3勝、6歳馬が2勝と極端な結果が出ており、今年は5歳馬が上位人気想定だけに波乱もあるかもしれません。

また、性別でみると牡馬が4勝、セン馬が1勝と、牝馬には苦しいレースとなっています。

前走このクラスで5着に入っているエスポワールシチー産駒の5歳牝馬サノノエスポは、脚質も後ろからということもあり、今回は苦戦が強いられることになるかもしれません。