土曜の中山メインに組まれているのは芝1200mで行われる4歳以上ハンデオープン戦の「カーバンクルステークス」です。

過去5年のデータでは外国人騎手が3度馬券に絡んでおり、今年はキング騎手が上位人気想定の5歳牝馬バースクライに騎乗予定となっています。中山芝コースは2戦して1勝、3着1回と馬券圏内を外していないだけに、人気でも欠かせない一頭といえそうです。

脚質をみると逃げ馬は勝ち星こそないものの2着2回、3着2回と馬券圏内に入る率が高く、今年の出走予定馬ではオルフェーヴル産駒の7歳牡馬カンティーユが前走の直千レースは崩れたものの、それ以外のオープン戦は2着、3着と安定感ある走りを見せているだけに、巻き返しが期待できそうです。

また、新潟直千レースから直行した馬の相性がいいレースということもあり、人気薄でも警戒が必要です。

カンティーユに加え、キンシャサノキセキ産駒の5歳牝馬リバーラが前走ルミエールオータムダッシュから参戦しますが、2歳時に阪神JFにも出走した素質馬で、近走は二桁着順が4回続いており人気薄想定ではありますが、好走しても不思議ない下地はあるだけに、カンティーユともども馬券検討には加えておきたいところ。

血統面では父キングカメハメハ系が2勝しており、ロードカナロア産駒の6歳牝馬キミワクイーンが該当します。2023年の函館スプリントSを勝利し、重賞でも上位人気常連だった馬にとっては、ここ2戦で10着、9着と大敗が続いているだけに今回は馬券妙味もあるかもしれません。