今週日曜中山10レースに組まれているのは、ダート1200mで行われる4歳以上オープンのジャニュアリーSです。
2021年の勝ち馬リュウノユキナは、G1勝ちこそないものの短距離ダート重賞で息の長い活躍を見せた1頭で、ヴァーミリアンの後継を期待され種牡馬入りを果たし、昨年の勝ち馬クロジシジョーは昨年のカペラステークスでガビーズシスターの2着に入っており、今年も重賞戦線で活躍する競走馬を輩出できるか注目のレースです。
過去5年のデータでは、勝ち馬は5番人気以内におさまっているものの、2着馬は5頭中4頭が9番人気以下から出てくるヒモ荒れのレースとなっています。中でも関西馬は3番人気以内でも勝利がなく、上位人気馬なら関東馬が狙い目でしょう。
今年の出走予定馬では、ロードカナロア産駒の5歳セン馬ロードアウォードがルメール騎手、パイロ産駒の5歳牡馬ケイアイアニラがキング騎手確保で人気になりそうですが、どちらも栗東・吉岡厩舎の管理馬で、上位人気想定馬の2頭出しとなっていますが、データ的には厳しいところです。
また、戸崎騎手に載り替わりで挑むグレーターロンドン産駒の4歳牡馬スターターンも栗東・坂口智厩舎所属ということで、同じく危険な人気馬となるかもしれません。
ただ、出走予定馬の大半が栗東からの遠征馬ということもあり、レース傾向は例年とは異なるかもしれず、ヒモ荒れに警戒しつつ馬券検討に入りたいですね。