中京競馬の日曜メインは歴史あるハンデG2「日経新春杯」が開催。春の古馬中長距離G1を目指す実績馬と新興勢力が激突する名物ハンデ重賞だ。
今年のメンバーで特に注目しているのがサトノダイヤモンド産駒の5歳馬サトノグランツ。3歳時に京都新聞杯、神戸新聞杯とG2で2勝。昨年も国内のG2を3戦して3着、4着、5着と崩れていない。
ハンデは58.5kgでトップハンデのヴェルトライゼンデ(59.5kg)に次ぐ重さとなるが、同じく58.5kgで出走した目黒記念では直線で一旦先頭に立つ見せ場を作り、最後の50mで3頭に差されての4着だった。
加えて今回は約3ヶ月半ぶりの実戦が懸念され、そこまで人気を集めなそうだが休み明けの神戸新聞杯を制した実績があり、休養明けでもパフォーマンスを発揮している。さらに最終追い切りではCWコースでラストを軽快に抜け出し、手応え十分で仕上がりの良さを感じさせた。
以上の点から今年の日経新春杯は配当妙味も期待できるサトノグランツが、3つ目のG2タイトルを獲得し、再びG1戦線に駒を進める姿を期待したい。