土曜の東京10レースに組まれているのは芝1400mで行われる3歳オープンのリステッド、クロッカスステークスです。
過去5年のデータでは追い込み馬が最高着順2着と苦戦が続いており、今年はアドマイヤマーズ産駒の牝馬フクシマコウヨウが該当しそうで厳しい展開が予想されます。
その他には前走重賞組が強いレースとなっており、ミスターメロディ産駒の牡馬クラスペディア、ディスクリートキャット産駒の牡馬エイシンワンド、そしてリアルスティール産駒の牝馬ティラトーレが該当します。
クラスペディアは前走朝日杯FSで6着と人気を大幅に上回る走りを見せ、小倉2歳ステークスで2着の実績を持ちますが、現状は未勝利馬と変則的な状況。エコロジークは前走が米国BCジュベナイルターフスプリントと前例のないローテーションということで、こちら二頭の取捨が鍵となりそうです。
実績からは小倉2歳ステークスの勝ち馬でクラスペディア相手に2度勝利しているエイシンワンドが狙い目といえそうですが、2勝とも1200mで挙げており、距離延長してからは大きく着順を落としているというのは気がかりな点で、人気を落とすようなら馬券妙味ありと見るか、はたまた危険な人気馬となるかは絶妙なラインでしょう。
また、前走着順がいいティラトーレは、過去5年のデータでは牝馬が1勝と、牡馬優勢のデータとなっており、どの馬にもクセのある取捨の悩ましい一戦となりそうです。