春のクラシックレースへ向けた重要な前哨戦に位置づけられている共同通信杯。
新馬戦を3馬身差で快勝したネブラディスク(牡3、福永祐一厩舎)は、岩田望来騎手から武豊騎手へと乗り替わり。ネブラディスクの半弟であるリスグラシューに跨って重賞を2勝している武豊騎手との新コンビなら、期待度は高くなる。
6日の1週前追い切りでは、武豊騎手を背に栗東坂路で3歳未勝利の僚馬ワイドメテオールと2頭併せを消化。序盤でやや行きたがるところを見せたが、うまくなだめて折り合った。坂では相手をあっさりと交わして大差で先着し、4F52.4-1F12.4をマーク。序盤はゆったりと入ったが、エンジンがかかるとラスト2F12秒6-12秒4の加速ラップを見せ、好気配を漂わせている。
新たな厩舎へリニューアルされた福永厩舎のもとで、調整は順調に進められている。