早くもクラシック前哨戦?新馬戦から良血馬が激突!

今週土曜の東京5Rに開催されるメイクデビューは有力馬の多数集まった印象がある新馬戦となりました。フルゲート18頭全てが埋まりましたが、中でも注目の集まるであろう2頭を今回は取り上げたいと思います。

まずは父ディープインパクト、母マルペンサ、全兄にはサトノダイヤモンドのいる良血馬サトノジェネシス。鞍上には残念ながらJRAの騎手免許不合格となりましたが、心強さに変わりはないモレイラ騎手を確保してきました。兄ダイヤモンドは池江厩舎でしたが、弟ジェネシスは同オーナーからはサトノクラウンも預かる美浦・堀厩舎からデビューとなりました。この血統と堀厩舎のコンビというだけで早くもクラシックまで楽しみな1頭です。

続いて、2歳戦で勢いのある美浦・藤沢厩舎からキングカメハメハ産駒のランフォザローゼスです。祖母がエアグルーヴということで、昨年のセレクトセール1歳馬市場では1億2500万円で落札されました。鞍上には藤沢厩舎の主戦と言えるルメール騎手を確保し、今回も両外国人ジョッキーが人気を分け合う形が予想されます。

その他、美浦・林厩舎はウインズオブゴッド、アトミックガイと新馬戦から2頭出しをしてきたのは珍しい光景かもしれません。どちらも人気薄が予想されますので、2頭出しは人気薄からといったセオリーも通用しないかもしれません。いずれにせよ注目の1線になるため、ぜひチェックしておきたい新馬戦になります。