ダートマイルで争われる頂上決戦「フェブラリーS」へ向けて各馬が1週前追い切りを終えてきました。今回はその中でもとくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみましたので、予想の際にお役立てください。
コスタノヴァ(牡5、木村哲也厩舎)
2/12(水)美浦・W(良)9F98.0-1F12.1(馬なり)
美浦のWコースで単走。長めから追われ、道中はリズム良く好ラップを刻み、ラスト1Fは楽に12秒1をマークしてゴールしました。秋に一頓挫あって間隔が空いたことで、休み明けだった前走は追い切りがやや物足りなかった印象でしたが、本番は難なく圧勝。今回は2週前にも坂路で4F60.7-1F14.8と軽めに追われており、中2週と間隔が短い中でも動いています。仕上がり途上だった前走からの上積みも期待できる今回は、高いパフォーマンスが期待できそうです。
ペプチドナイル(牡7、武英智厩舎)
2/12(水)栗東・坂路(良)4F54.6-1F12.1(馬なり)
栗東坂路で2頭併せ。古馬オープンの僚馬エーティーマクフィを3馬身半追走し、ラスト1F12秒1の脚でクビ差交わして先着しました。昨年は東海Sを一戦挟んでおり追い切りは軽めでしたが、今年はこの馬なりに好時計をマークして併せ馬にも手応えで勝ってしっかり先着と、中身の濃い追い切りを消化してきました。1週前に坂路で併せ馬はこの馬の好走パターンで、今回は時計もいつも以上に出ており好仕上がりを印象付けています。
ミッキーファイト(牡4、田中博康厩舎)
2/12(水)美浦・W(良)6F79.6-3F36.7-1F11.7(馬なり)
美浦のWコースで3頭併せ。3歳未勝利の僚馬ダノンピクチャーと古馬2勝クラスのターコイズフリンジと併せ馬を行い、直線は最内に進路を取ってラスト1F11秒7の脚で伸びて2頭に1馬身半先着しました。前走もWコースで5Fからの自己ベストを更新するなど近走は追い切りでもよく動いており、今回の動きも申し分ありません。昨年夏頃まではまだ体質の弱いところが見られましたが、負荷も十分にかけられるようになってきており成長も見られます。安定感の高さからも無視できない1頭です。