【JRAフェブラリーステークス2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

ダートマイルで争われる頂上決戦「フェブラリーS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

エンペラーワケア(牡5、杉山晴紀厩舎)

2/19(水)栗東・坂路(良)4F53.6-3F38.8-2F25.2-1F12.5(馬なり)

栗東坂路で単走。外目をまっすぐにブレないフットワークで登坂し、ラスト1Fは12秒5をマークしてゴールしました。前半ゆったりと入ってしまいも軽く脚を伸ばす程度の軽めの内容でしたが、1週前には一杯に追われて速い時計を出しているので、当週は軽めでも問題なし。その1週前は横山武史騎手を背に栗東坂路で2頭併せを行い、4F50.0-1F11.6の好時計をマークして先着。ラスト2Fは11.9-11.6の好ラップをマークして併せ馬に先着と、先週の時点であらかた態勢は整っていたと見て良いでしょう。約3ヶ月ぶりの実戦でも中間は入念に乗り込まれており、万全の態勢を整えてきた印象です。

サンデーファンデー(牡5、音無秀孝厩舎)

2/19(水)栗東・坂路(良)4F52.1-3F37.8-2F24.9-1F12.7(一杯)

鮫島克駿騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬ウナギノボリを後ろに置き、坂では外ラチ沿いを活気よく駆け上がり、ラスト1Fは12秒7をマークして併入しました。1週前も鮫島騎手を背に坂路で2頭併せを行い、4F52.5-1F12.7をマークして先着。先週、最終と坂路でしっかり追われて負荷がかけられており、時計も前走以上。坂路主体の調整はこの馬の好走パターンで、順調に調整されてきています。もともと調教はあまり動かないタイプですが、今回は力強いフットワークと回転力を見せており、引き続き高いレベルで好調をキープできていると見て良いでしょう。

サンライズジパング(牡4、音無秀孝厩舎)

2/19(水)栗東・坂路(良)4F51.4-3F37.8-2F24.5-1F12.4(馬なり)

幸英明騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。古馬オープンの僚馬デルマソトガケと併せ馬を行い、ゴール前で仕掛けられるとラスト1F12秒4の脚で2馬身突き放して先着しました。行きっぷりは良く、馬なりながら手応は良好。1週前は坂路を単走で追われ、4F53.7-1F12.7をマークしました。これまでの追い切りの時計や今回のレース間隔を考えれば十分に時計は出ており、併せ馬も圧倒と動きも問題なし。ズブいところがある馬でもあるので、鞍上の幸騎手がしっかり手を動かしていた点も好感が持てます。力は出せる状態にあると見て良いでしょう。