伝説の入場行進曲はなぜ伝説となってしまったのか?

関西圏で行われるG1競走の時に流れていた入場行進曲【ザ・チャンピオン】以前は、関西圏のG1の時は必ず流れていた。しかし、最近どういう訳か、たまにしか流さなくなってしまった。この入場行進曲はかなり関東でも人気があり、着メロでダウンロードする競馬ファンが続出。その中の1人は私なのですが。

この曲を朝の目覚まし代わりにCDで聞いて起きれば最高だなと思った私は、広報部に電話をして聞いた事がある。【ザ・チャンピオン】は販売予定はないのですか?こう質問するとそのご要望は多いのですが、発売はする予定は全くありませんとの事だった。

何故、要望が多いのにCD発売しないのか?売り上げもある程度見込まれ、それまで聞いたことのなかった人が偶然聞けば、この曲盛り上がるなあと言った気運になるとおもうのだが、何故か【ザ・チャンピオン】だけは頑なに販売をしない。腑に落ちない部分が多数あるが、肝心要のJRAが動かなければそれまで。

今となっては伝説の入場行進曲になっている。いつ流れるかわからない。G1だからと言って流れる保証がないのは非常に残念な事である。今は時代が進みユーチューブなどで聞くことは出来るが、やはりあの曲に乗って、各馬を紹介する杉本清節は黄金コンビ。

競争が始まる20分前に気分をあそこまで高揚させてくれる入場行進曲は【ザ・チャンピオン】しかない。いつまでも色あせない曲。G1のファンファーレもいいが、入場行進曲もまた格別の物がある。G1だからこその入場行進曲。しかも関西圏限定なので全G1の約半分が本当なら【ザ・チャンピオン】を聞けるはずなのだが、どういう訳か伝説の入場行進曲になってしまっている。

それはそれでレアな物なのでそういった観点からみれば、まあアリと言えばアリ。ただ、全てのG1に【ザ・チャンピオン】が流れていた事を知っている私位の年齢層の人は寂しさを覚えると共に、【ザ・チャンピオン】が流れた時は鳥肌が立つほど興奮する。皆さんは【ザ・チャンピオン】をどう思っているのだろうか?