今週はJBCが京都競馬場で開催されます。地方競馬の祭典と言えるJBCが初の中央開催というわけでいつも以上に売上も伸びることが予想される今回。その中でも本日はレディスクラシックについて見ていきたいと思います。
今年の秋のG1は馬より騎手で買うといったスタンスが正解なのではないかと思えるほど、上位に来る騎手が毎回固定されつつあり、特に外国人騎手の勢いが止まりそうになく、日本人騎手で健闘しているのは武豊騎手と川田将雅騎手くらいではないでしょうか。
JBCレディスクラシックにも外国人騎手の騎乗馬が3頭いますが、中でも注目したいのがダートの新星フォンターナリーリです。栗東・中内田厩舎所属の父クロフネ、母スカーレットベルの5歳牝馬で、今回はC.デムーロ騎手を確保して参戦します。
戦績を見るとオープンクラスではまだまだ一枚足りない印象がありますが、舞台が京都コースとなると話が変わり、これまで【3-1-2-0】と高水準な成績を残しており、京都を除いた【2-4-0-3】と比べると安定感の違いが見て取れ、人気が割れそうな今回は馬券妙味のある1頭と言えます。
クイーンマンボにルメール騎手、ラビットランに兄ミルコ騎手と今週も有力馬での参戦になりますが、来日していきなりの一発が弟クリスチャン騎手にあるかもしれないだけの下地を持った馬です。ぜひ馬券検討の際には意識してください。