日曜日に京都で開催されたJBCは例年に比べ圧倒的な売上増となりました。JRA所属馬の枠が追加され豪華メンバーが集まったことで見ごたえのあるレースも多かったのではないでしょうか。特にJBCスプリントの3着には地方馬キタサンミカヅキが食い込んでおり、今後の交流重賞も楽しみになる一幕を見せてくれました。

そのJBCスプリントでグレイスフルリープを優勝に導いたのがルメール騎手。ここのところちょっと物足りない内容が続いていたグレイスフルリープでしたが、ガラリ一変といって良いような印象を見せる勝利となりました。この秋のG1戦線では最早ルメール騎手を外して馬券購入するのは無謀と言えるほどの戦績を残しています。

そんなルメール騎手は、今週のエリザベス女王杯では秋華賞トライアルの紫苑ステークスを制しながら本番を回避し、ここへ直行してきたノームコアへと騎乗します。昨年一気に花開いたハービンジャー産駒たちが全て秋になり良化してきただけに、このノームコアも昨年にならうなら侮れない1頭となります。

アーモンドアイ、リリーノーブル、ラッキーライラックは不参戦ですが、秋華賞3着のカンタービレがC.デムーロ騎手で参戦と、今年の3歳牝馬の層の厚さが伺えます。

ライバルはこのレース連覇のかかるモズカッチャン、G1にもう少しのところまで来ているリスグラシューあたりになるかと思いますが、今週も外国人騎手の騎乗馬から目が離せません。