ギャンブルに置いて、「絶対」という言葉ほど危険なフレーズはありませんが、誰しも年に何レースかは、「どう考えも外れねーぞ」と感じるレースが存在すると思います。
3月12日(土)の阪神9レース、ゆきやなぎ賞(芝2400)がまさにそんなレース。特別登録段階では12頭でしたが、その中から人気を背負うであろうと思われたメイショウタチマチが中山土曜のアネモネSへと回ったことで、より力差が明確になるメンバー構成となりました。
1番人気かどうかは別として、上位人気は間違いないのがレヴィンインパクト。兄にゴールドアリュールを持ち、父はディープインパクトとこれでもかというぐらいの良血馬なわけですが、ここは3ヶ月ぶりの実戦。血統面も含めて、決して長丁場向きとは言い難く、1~2着も怪しい雰囲気もあります。
この時期の長丁場は素質よりも経験優先。今回の出走7頭中、2000を超える距離を経験しているのは、ファスナハトとリッチーリッチーの2頭だけ。どちらも長丁場向きの血統背景を有していて、不安どころか期待の方が断然大きいわけです。
馬券は、ファスナハトとリッチーリッチーの組み合わせが2~3倍ということはないでしょうから、まずは馬連を大本線にガッツリと。そして展開の利が見込めるノーブルマーズも押さえた、3連複1点勝負。ゆきやなぎ賞はこれで攻略です。