ウィンクスの母がディープインパクト産駒を受胎

今年は日本を含め、世界各国で牝馬が豊作といえる1年となりました。

日本ではアーモンドアイが牝馬三冠から立て続けにジャパンカップをレコードを大幅に更新しての勝利、ヨーロッパではエネイブル、シーオブグラスの牝馬2頭が前評判どおりに凱旋門賞ワンツーを決め、オーストラリアではウィンクスが現役で諸々の記録を伸ばし続け、G1勝利数はついに22勝まで達しました。

距離設定など条件が難しいのは承知の上で、これらの女傑たちが一堂に会するレースを見てみたいと思うのは世界各国の競馬ファンの願いではないでしょうか。特にウィンクスはどこまで記録が伸びるのか見届けたい気持ちもあるものの来年は8歳になるということで、現役続行か繁殖入りなのか進退からも目が離せません。

そんなウィンクスなので当然、血統背景にも注目が集まりますが、今年16歳になる母ヴェガスショーガールは3年間不受胎が続いており関係者のみならず肩を落としていたであろうところに、今年は久々に受胎が確認されたという報が届きました。お相手は日本の誇る大種牡馬ディープインパクトで、10月末に受胎確認されたとのことで、順調にいけば来年秋にはオーストラリアで誕生する予定となっています。

姉の記録が余りにも高すぎる壁となりますが姉を超える可能性もゼロではなく、ディープインパクトもまた今年海外で飛躍を遂げた一年でもあるため、まずは無事に生まれることとオーストラリアでの活躍を期待したいです。