昭和の馬場といえば大半の方がジャイアント馬場さんを思い浮かべることでしょう。では平成の馬場さんといえば?女子アナの馬場さん?いいえ、私なら違う方を推します。
今年の中央競馬界はななこなでしこなんて言葉も出てくるくらいのななこブーム。ですが、忘れてはいけない強運の持ち主が競馬界にはいます。そう、平成の馬場こと「馬場幸夫」さんです。
え、どなたでしょうか?と思った方はぜひ今年のフェブラリーSを思い出していただきたい。ピンクと白の勝負服のモーニン。そしてベストウォーリア。厩舎2頭出しはよくある話ですが、同じ個人馬主・同じ厩舎でしかもダートG1に2頭出し、というのはあまりありません、というか私の記憶にはありません。そういう意味でも「モッて」る馬主さんです。
そして、ベストウォーリア、モーニンだけじゃないんです!まだいるんですねダートのホープが。というか芝のホープがアジアエクスプレス以来見当たりません。カレももともとはダート主戦場でした。
今年の3歳ダート界にも馬場旋風が吹き荒れる可能性があります。ご紹介しましょう。ベストマッチョです。父マッチョウノ。そのまんまやないか、とつっこまれそうですが、馬体もマッチョでデビュー戦が508キロ。もちろんダートで楽勝です。鞍上はデムーロでもなく、戸崎でもない、関東のムーアこと石川騎手。このコンビで次も行ってほしいものです。
POGをやられている方がまず敬遠するのが「晩成」「ダート」次に「短距離」、あたりでしょうか。それでも、馬主さんからすれば古馬になって尻すぼみになる馬よりは無事是名馬のほうが絶対楽しいと思うんですよね。
そういう意味でも、平成の馬場の強運に、今からでも遅くはないので乗ってみてはいかがでしょうか。馬券で長く応援できるのがダート馬の魅力でも有ります。ちなみにご紹介したベストマッチョの次走は4月24日の東京の500万下とのこと。忘れずに手帳に書いておきましょう。