【香港マイル2018予想】出走予定の過去2年の覇者から見えるトレンドとは?

一昨年はビューティーオンリー、昨年はビューティージェネレーションが優勝した香港マイル。2年連続で「ビューティー」が勝利しており、連覇をかけたビューティージェネレーションが1番人気濃厚なメンバー構成となっています。2015年のモーリス優勝以来の日本馬の勝利となるか期待が掛かります。

日本からは「ビューティー」のつく出走馬はいませんが、トレンドで言うならここ2年は1番人気が3着以内にも入れていないという波乱の結果も続いており、層の厚い日本馬のつけ入る隙は充分にあるのではないでしょうか。ビュイック騎手との新コンビで挑むドバイターフの覇者ヴィブロスに、昨年のマイルチャンピオンシップ勝ち馬で今年は惜しくも2着で逃したため主戦M.デムーロ騎手と共にここで巻き返しをはかるペルシアンナイト、そして同じく前走マイルCSは1番人気で挑んだものの直線に向いたところで不利をうけ不完全燃焼な競馬となってしまったルメール騎手のモズアスコットが参戦してきます。

今年の出走馬を見るとビューティージェネレーションが以外の地元勢はやや小粒なメンバー構成に見え、日本から出走のそれぞれG1勝利経験のある3頭は充分勝ち負け勝負となる可能性があるでしょう。また、過去10年で連覇を成し遂げたのがグッドババのみで、地元の英雄だったエイブルフレンドですら叶わなかったように、連覇にかかるプレッシャーというのは計り知れないものがあります。

レーティングだけを見ればビューティージェネレーションが頭一つ抜けた存在と言えますが、ここ2年のデータから今年も波乱を期待して日本馬から馬券検討するのも面白いかもしれません。