競輪、競艇、オートなどと違い、競馬はもちろんジョッキーの腕も必要ですが、最終的には馬が走るか走らないかです。「敗因がわかりませんね」というコメントを、すんなりと受け入れられるのは、おそらく競馬ファンだけでしょう。ある意味、他の競技ファンとは違い、心が寛容なのかもしれませんね(笑)
さて、馬が走るか走らないかという点からも、フルゲートの競馬よりも少頭数の方が断然当たりやすくなるわけです。もちろん、配当面の違いはありますが、3連複5~6頭BOXで計10~15点を100円ずつ買ったところで、それはもう狙った馬が来るとか来ないではなく、ほとんど宝くじのようなものです。熟練者なら安い配当であろうと、少ない点数でビシッと仕留める。言ってみればこれが本来のあるべき予想の姿とも言えるでしょう。
そんな少点数で仕留められる少頭数のレースが、3月19日(土)阪神競馬の6レースにあります。牝馬限定戦の8頭立て。明らかに力が抜けているのが、M.デムーロ騎手騎乗のバイナリーコード。前走で課題だったスタートも克服。不動の軸としていいでしょう。
さて。問題の相手探しですが、ここは差し-後方勢の馬が多く、強気に行けば単騎濃厚のガラドリエル。すっとハナを奪えば簡単には止まりません。
楽々と勝ち馬に逃げ切られたバイナリーコードの2走前と似たレースになりそうで、馬券はこの1点で大丈夫でしょう。