昨年の1~3着馬であるミスパンテール、フロンテアクイーン、デンコウアンジュが揃い踏みの予定となっている今週土曜の中山メインレース、ターコイズステークス。距離も1600mと各陣営も使い勝手の良い距離こともあり登録20頭とフルゲートが望めるメンバー構成となりました。
昨年の上位陣はもちろんのこと、ステルヴィオで初めてのG1制覇を成し遂げた美浦・木村厩舎からの2頭出しにも注目です。牝馬三冠路線では相手が悪かったか結果は出せなかったものの、古馬相手の関屋記念で完勝しているプリモシーンに、2歳時から注目を集めていたものの善戦止まりが続いていたところ古馬になりようやく軌道に乗ってきた感のある良血馬フローレスマジックの2頭が出走を予定しています。
プリモシーンは北村宏司騎手からビュイック騎手に乗り替わり、フローレスマジックは主戦のルメール騎手が継続騎乗と外国人騎手で固めてきました。
2頭出しは人気薄からという格言もありますが、いずれも本命視されておかしくないだけにどちらが上位となるか当日まで読めないところはあります。昨年の上位陣ではミスパンテールに主戦の横山典弘騎手、デンコウアンジュに柴田善臣騎手を予定していますが、今年の流れに沿うならば警戒すべきはフロンテアクイーンと短期来日のマーフィー騎手かもしれません。
オッズは割れそうなだけに軸馬選定は難しいですが、重賞昇格後の過去3回では3歳馬が2度優勝しているためプリモシーンから入ってみるのが良いかもしれません。