3月23日(水)浦和競馬場で第62回桜花賞が開催されます。スタート後、すぐにコーナーに差し掛かる浦和1600は、内枠が圧倒的に有利なコース形態。現に桜花賞の前5年、1枠が連対しなかったのはたったの1度だけ。もちろん、力のある馬が入っていたということもありますが、それでもやはり内枠断然有利の傾向に変わりはありません。
今年、幸運の内枠を引き当てたタケショウメーカー。ユングフラウ4着から前走快勝と勢いを持っての参戦だけに当然注意ですが、今年は過去のデータ云々すべてを打ち壊してしまう馬が出走しています。
それが3枠3番のモダンウーマン(川崎・佐々木仁厩舎)です。門別在籍時に中央交流のエーデルワイス賞2着。その後、川崎のローレル賞を快勝し、返す刀で2歳牝馬王者決定戦、優駿牝馬Sも手中に収めました。年が明けてもその勢いは増すばかりで、トライアルのユングフラウ賞も難なく突破。デビューから[6-3-0-0]と完璧な戦績を残し、地方内の3歳牝馬に限れば、絶対的な存在であることは間違いないでしょう。今回、負けるとしたら大外枠が当たった時ぐらいかと思っていましたが、3枠なら何ら問題なし。チャームアスリープ以来となる、南関東牝馬三冠へ向けて。ここは勝ちっぷりに注目が集まります。